乳歯の生え変わり時期はいつ頃?歯科医院には行ったほうがいい?

だいたい5~6歳ごろになってくると、永久歯の生え変わりに向け乳歯がぐらぐらし始めます。

自然と抜けるものもあれば、なかなか抜けないこともあります。

どのような場合に、歯科医院を受診したほうがよいのでしょうか?解説していきます。

5歳の女の子二人

乳歯の生え変わりは前歯から

基本的に、乳歯の生え変わりは前歯から始まります。

下の前歯から生え変わることが多いですが生え変わりの順番は個人差がありますので、そこまで神経質になる必要はありません。

だいたい5~6歳ごろから生え変わりがスタートします。

乳歯が抜けるにあたって、歯がぐらぐらとしてきます。

問題なければ自然と乳歯は抜けて、その後永久歯が生えてきます。

しかし、中には歯科医院を受診したほうがよいケースもあります。

どんな時は歯科医院を受診したほうがよい?

では、どのようなときに歯科を受診すればよいのでしょうか。

【1】乳歯の前後から永久歯が生えてきているとき

永久歯がずれて生えてくると、乳歯の根っこが吸収されないため、自然と抜けるのは困難でしょう。また歯並びが悪くなる原因にもなります。歯科医院で抜いてもらうとよいでしょう。

乳歯が抜ける前に、後続の永久歯が重なって生えてくることがあります。

【2】ぶつけたために乳歯がぐらぐらする

転んだり、前歯をぶつけたりすると歯がぐらぐらしてしまうことがあります。

この場合も、歯科医院を受診して適切な処置を受けましょう。

【3】乳歯が抜けた後になかなか永久歯が生えてこない

乳歯が抜けた後、少ししてから永久歯が生えてきます。

しかしある一定の期間を待っても、なかなか後続の永久歯が生えてこない場合、一度歯科医院で見てもらうとよいでしょう。

小さなレントゲン写真を撮って、永久歯が存在するかどうか、どこに位置しているか確認しましょう。

【4】乳歯がなかなか抜けない

乳歯の生え変わりには個人差があります。早くに生え変わる子もいれば、遅い子もいます。

ある程度であれば過度に心配する必要はありませんが、何年たっても生え変わらない場合、先天性欠如、つまり永久歯が存在しない可能性もあります。

歯科医院でレントゲン写真を撮り、後続の永久歯があるかどうか確認するとよいでしょう。

まとめ

乳歯は自然と抜けてしまうことが多いです。

しかし永久歯がずれて生えていたり、また後続の永久歯が存在しなかったりする場合、乳歯は自然と抜けることはないでしょう。

歯科医院で一度見てもらいましょう。

また外傷のゆえに歯がぐらぐらしている場合も、歯科医院で見てもらいましょう。

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